お知らせ・コラム
2025/08/06 19:21
近年、おしゃれなギフトやインテリアとして人気を集めている「枯れない花」。その代表的な存在が「プリザーブドフラワー」と「ドライフラワー」です。
ところが、この2つの違いが分からないという声も少なくありません。「プリザーブドフラワーってなに?」「ドライフラワーと同じじゃないの?」と感じている方も多いのではないでしょうか。
この記事では、まだプリザーブドフラワーの名前を聞き慣れていない方にも分かりやすく、ドライフラワーとの違いや、それぞれの特徴、使い方、向いている用途などを詳しくご紹介します。
プリザーブドフラワーとは?名前からしてわかりにくい?

まず「プリザーブドフラワー」という言葉自体、まだ一般的にはあまり浸透していません。
「プリザーブド(preserved)」は「保存された」という意味で、生花を特殊な保存液(主にグリセリンや着色料など)に浸して水分を抜き、柔らかさを保ったまま着色加工した花です。
▼プリザーブドフラワーの特徴
・加工方法:生花に特殊な液体を吸わせて水分を抜き、柔らかさや色合いを保ったまま加工
・見た目 :生花に近く、しっとり柔らかい。色展開も豊富
・保存期間:枯れずに数年単位で美しさをキープ
・手入れ :水やり不要、虫がつきにくくお手入れ簡単
・価格帯 :加工工程に手間がかかるため、ドライフラワーより高価な傾向がある。
・造花との違い:「造花(アーティフィシャルフラワー)」とは異なり、本物の花を使っているのが大きなポイントです。
ドライフラワーとは?

一方で「ドライフラワー」は、多くの人にとって馴染みのある言葉です。自然乾燥または機械乾燥などで水分を抜いた花で、一般家庭でも吊るして簡単に作れるため、実際に目にしたことがある方も多いのではないでしょうか。
▼ドライフラワーの特徴
・加工方法:自然乾燥や機械乾燥で水分を抜いたお花、手作りも可能。
・見た目 :カサカサとした質感、色味は少し落ち着き、アンティーク風の印象
・保存期間:数カ月~1年程度が目安(環境により異なる)
・手入れ :水やり不要、お手入れ簡単
・価格帯 :比較的リーズナブル
「プリザーブド=ドライ」ではない!混同しやすい理由

プリザーブドフラワーとドライフラワーが混同されやすい一番の理由は、どちらも「水やり不要」「生花と違い枯れない花」であることです。
さらに、見た目が似ているものも多く、ショップやネット通販では両者が一緒にディスプレイされていることもあるため、区別が難しいと感じる方も少なくありません。
しかし、触れてみると違いが分かります。
・プリザーブドフラワーは柔らかくてしっとり
・ドライフラワーはカサカサとした質感
それぞれ特徴がありますので、どちらか分かった上で購入したい時は、ぜひ店頭で確認してみてくださいね。
どちらを選ぶべき?シーン別おすすめ
◎ギフト・記念日・プロポーズには「プリザーブドフラワー」

華やかで長持ち、手入れも簡単なプリザーブドフラワーは、大切な人への贈り物にぴったり。特に
・誕生日
・結婚祝い
・母の日
・敬老の日
・ウェディングブーケの保存用
など、「特別な日の思い出を長く残したい」という場面におすすめです。
プリザーブドの薔薇を12輪使用した『プリザーブドローズの枯れない花束』は当店でも人気の花束です。オーダーメイドでもほとんどの商品でプリザーブドの薔薇を追加できますので、お気軽にご相談ください。
◎ナチュラルなインテリア・季節の飾りには「ドライフラワー」

ドライフラワーは、カジュアルで気取らない雰囲気が魅力。自宅で簡単にアレンジできたり、飾るだけでおしゃれな空間に。こんな人に向いています:
・ナチュラルテイストの部屋が好き
・季節ごとに花を変えたい
・手作りアレンジを楽しみたい
まとめ:それぞれの違いを知って、楽しく選ぼう!

プリザーブドフラワーとドライフラワーは、どちらも「長く楽しめる花」ですが、加工方法・質感・用途・価格などに大きな違いがあります。
ドライフラワー専門店「Calon DRY FLOWER」では、プリザーブドフラワーやドライフラワーを組み合わせて世界にひとつのフラワーアイテムをお作りしております。
ぜひ店頭でプリザーブドフラワーをご覧いただき、あなたにぴったりの“枯れない花”を選んでみてくださいね。